ローカル10,000プロジェクトとは

ローカル10,000プロジェクト(地域経済循環創造事業交付金)とは、産学金官の連携により、地域の人材・資源・資金を活用した新たなビジネスを立ち上げようとする民間事業者などの初期投資費用を支援するものです。

民間事業者、国、地方が一体となって、将来にわたって富を生み出していく仕組みづくりに取り組んでいます。

次の6項目全てに該当する場合は支援対象になる可能性があります。

1.地域の資源を活用する事業である。

2.地域金融機関からの融資を検討している。

3.新規事業の立ち上げである。

4.地域の新たな雇用創出に期待できる事業である。

5.地域課題の解決につながる事業である。

6.新規性・モデル性が感じられる事業である。

また、交付金については、民間事業者の初期投資費用の二分の一となります。

上限は2,500万円です。

交付額2,500万円を申請する場合、融資額または出資額は最低2,500万円必要です。

地域金融機関については、地域金融機関による融資の他に、地域活性化のためのファンドなどによる出資を受ける事業も対象になります。

地域経済循環創造事業交付金は、様々な分野の事業の初期費用に使うことができます。

・遊休施設を改修したコワーキングスペースの整備。

・地域の農産物を加工した新商品の開発。

・地域の水源を活かした生食用サーモンの大量養殖。

・クラフトビールの製造・工場見学。

・ズリの活用による再生エネルギー創造。

・廃校跡地を活用したグランピング施設の整備。

・放任竹林から生産した竹パウダーと市内の下水汚泥の混合・発酵による高機能肥料の製造。

・サイクリング観光拠点整備。

などが挙げられます。

事業の発案から事業開始までの流れは、5つのステップで分けられます。

1.事業の発案。

2.事業計画書の作成。

3.交付申請。

4.交付決定。

5.事業開始。

という流れになります。

ローカル10,000プロジェクト」は地方自治体を通じて総務省へ申請いただく必要があります。

まずは事業実施地域の地方自治体へご相談ください。

なお、地域金融機関からの融資が申請の条件となりますので、地域金融機関にもご相談ください。

制度の詳しい内容や申請にあたり、ご不明な点は総務省までお問い合わせください。

総務省へのお問い合わせ先は、地域力創造グループ地域政策課です。

内容は総務省のHPを参照しています。

この記事の内容はYouTube動画でも配信しています。

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